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2025年5月17日

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野木の祭り

太々神楽

太々神楽とは、野木神社の例祭に奉納される神楽のことで、町の無形文化財に指定されています。12座あった舞のうち、翁の舞や天狗の舞など、11座のみが伝えられていました。
しかし、100年ほど前から行われていなかった五行の舞が、小山市の神社で行われているものを基に、平成11年に復活奉納されるようになり、本来の12座が復活しました。
五行の舞の舞子は地元の小学生の女の子で、白い上衣に赤の袴、上に千早という被布を着て、頭には金に輝く冠をのせ、右手に幣束、左手に鈴を持ち、舞い踊ります。行の舞の五行とは、5人の神をあらわしているといわれています。

野渡のささら獅子舞

野渡の地に野渡の地に古くから伝承されている獅子舞は、県下に広く分布する関白流を名乗る一人立三匹の風流系関東型の獅子舞で、前座に棒使いが出ます。この舞の特色は、棒の演者と獅子の踊り子が全て子供であるという所にあります。
また、4月の第2土曜日には、獅子舞、棒使い、そして山車が出て地内を巡り廻りこの祭りの最高潮を迎えます。「ささら」の名称は、当時伴奏楽器にササラを使用したことから生まれたものといわれています。

ひまわりフェスティバル

毎年7月下旬に行われる野木の一大イベント「ひまわりフェスティバル」会場で約30万本のひまわりが咲く予定で、例年好評をいただいている「ひまわり大迷路」や「歌謡ショー」「物産展」「子ども向けショー」など家族揃って楽しめるイベントを計画しています。真夏の青空に向かって満開に咲くひまわりをあなたも見に訪れてみませんか?

野木神社ちょうちんもみ

野木神社で毎年12月3日に行われるこの祭りは、奇祭といわれる御帰社祭りです。
鎌倉時代に源頼朝が神田と神馬が献上されたときに、御出社祭りや御帰社祭りが始まりました。12月3日の御帰社祭りは神領寒川郡の迫間田、寒川、中里、鏡、小袋、井岡、網戸、下河原田の8か村を巡り歩く祭りで、俗に「提灯もみ」とか「七郷まわり」と呼ばれています。今ではその規模も小さくなり、野木神社周辺と野渡地区に限られています。
この祭りは奇祭にふさわしく、地元の子どもや若者たちが、竹ざおの先に火のついた提灯を掛け声を掛け合いながらぶつけあいます。古くは、各郷の裸男が精進吉潔斎し、手に提灯を持ってぶつけ合いながら神霊を迎えたり送ったりしたといわれる伝統の祭りです。